25トン自動運転レベル4牽引車による超重量物搬送ソリューション販売開始
マルチベンダー・ロボプラットフォーム「ROBO-HI®」(ロボハイ®)の開発・提供を行うROBO-HI株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:谷口 恒)は、空港での貨物コンテナ自動搬送の実証実験(2019年~)で培った技術を基に開発した「RoboCar® Tractor 25T for Factory」を、工場や物流拠点向けに販売開始いたします。
近年、数百kg程度の搬送にはAGVやAMRの普及が進み、500kg~1.5t程度のパレット搬送にはAGF(自動フォークリフト)も導入され始めています。一方で、5~20t規模の超重量物搬送(鉄鋼・建材・金型・重機・建機・港湾コンテナ等)については、安全面・人手不足の課題があるにもかかわらず、自動化ソリューションは未整備のままです。
弊社は、空港における7年間の実証経験を経て、超重量物搬送に特化した「RoboCar Tractor 25T for Factory」を製品化し、2023年から順次導入を進め、直近ではTAKANAWA GATEWAY CITYでの実績があるROBO-HIプラットフォームとの連携により、搬送業務の効率化と安全性向上を実現します。
ROBO-HIによる「RoboCar Tractor 25T for Factory」同時2台運用例
【想定される導入事業者】
RoboCar Tractor 25Tは、超重量物搬送に関わる以下の分野におけるニーズにお応えできると想定しております。
1.鉄鋼資材の倉庫管理・物流事業者
2.建材の倉庫管理・物流事業者
3.金型の倉庫管理・物流事業者
4.重機・建機の保管・搬送事業者
5.港湾・鉄道・工場におけるコンテナ輸送・荷役事業者
【RoboCar Tractor 25T for Factoryウェブサイト】
https://www.robo-hi.jp/robocar/robocar-tractor
【製品の特長と導入メリット】
1.超重量物搬送力
世界的に実績ある中国大手空港車両メーカーGUANGTAI(広泰)製を採用。最大25トンの牽引が可能で、従来自動化が難しかった超重量物の搬送ニーズに対応します。
2.実績に裏付けられた自動運転技術
空港での7年間にわたる無人走行(自動運転レベル4)の実証経験をもとに開発。国の安全基準を満たし、高い信頼性を確保しています。
3.製品としての導入実績を持つROBO-HIによる業務自動化
2023年以降、オフィスビル、マンション、ホテル、病院、スタジアム、スマートシティなどで複数メーカーのロボットを統合運用してきたROBO-HIプラットフォームを搭載。物流現場でも作業工程を自動化し、管理者は遠隔から効率的に運用できます。
【主な仕様】
※「TAKANAWA GATEWAY CITY」は東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
【お問い合わせ】
ROBO-HI株式会社・営業本部
お問い合わせフォーム:https://www.robo-hi.jp/contact/inquiry
【プレスリリース記事】
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